自己中理論
私は今日も言葉を零す。
「安井くんは○○」
彼が本当に求めている言葉は果たしてこれなのだろうか。
私は彼の何を見て、そう言っているのだろうか。
"「近くて遠い距離」にいる彼の、本質なんて分かりやしない " なんて頭では思っているけれど、
私は傲慢だから彼の全てを理解しているかのように話す。
だって1日の大半は彼のことを考えているんだよ?
そんなの自己満足に過ぎない。
分かってるんだよ。
私が知らないことを知っている人もいるし、
私の知らない彼の魅力に気づいている人だっている。
ああ、なんで世界は不平等なのだろう?
全部私が軸に回ればいいのに。